クラブの概要

会長挨拶

ロータリーで自己実現

2017年〜 2018年度 会長 佐賀 務

会長写真

 イアンH.S. ライズリーRI 会長のテーマは、「ロータリー:変化をもたらす」です。ポリオ撲滅など、ロータリーの奉仕活動を実践すれば地域、社会に変化をもたらします。その変化をもたらす充実感がロータリアンでとどまり続ける理由であるとの解説でした。このRI の「テーマ」が同時に、地区、クラブの「テーマ」になるとのことです。とはいえどうしても設定する場合は、「テーマ」は使わず、「メッセージ」〜「目的」とでも表現することになります。2610 地区ガバナー下口 幸雄氏の「メッセージ」は「クラブのカラーを出そう」です。今、ロータリーは大きな転換期にあり、規定審議会でクラブ運営の大幅な柔軟性が認められたことに象徴されるように、環境の変化に適応して「:変化する」ロータリーになろうと強調されました。

 私は金沢北ロータリーの会長「メッセージ」として、「ロータリーで自己実現」を選びました。これは米国の心理学者マズローの「欲求段階説」からとったものですが、人間の欲求には段階があり、「衣食足りて、礼節を知る」という言葉もあるように、@ 生理的欲求、A 安全性の欲求などの基本的欲求がまず満たされる必要があります。満たされて初めて、上位のB 所属の欲求(グループに所属したい)、そしてC 承認の欲求(グループの中で評価されたい)へと進みます。さらにこれらが満たされた上に、D「自己実現の欲求」があるとされます。すなわち、自己の可能性や潜在能力を出来るだけ発揮し、成長してゆきたいという欲求をもともと持っている。言い換えると、他者からの評価ではなく、自己目標の実現が生きがいとなる境地とでもいえましょう。晩年マズローは「自己実現の欲求」の上には、さらにE「自己超越欲求(コミュニティ発展欲求)」の段階があり、自己だけに留まらず、他者をも豊かにしたいと願う心境といわれます。この地域社会に貢献したいとの心境は、ロータリーの奉仕の理想とほとんど同じことのように思われます。マズローの心理学の特徴は、並外れて成功した人の心理を研究した点にあります。同じくロータリーは、成功した、あるいはしつつある人のクラブ理念ですので、両者の考えに共通点があるのは偶然ではないでしょう。なぜロータリーが奉仕へと向かうのかをよく説明してくれるように思います。

 RI 会長の「ロータリー:変化をもたらす」、そのことに喜びを感じるこのテーマは、ロータリーを通して生き甲斐を感じることに通じます。地区ガバナーの「クラブのカラーを出そう」、そして、私の「ロータリーで自己実現」、いずれも同じことを、異なった視点から表現しているように思えました。

 皆さん、ロータリー活動に積極的に参加することを通して「自己実現」を図る場にしましょう。